Konica C35 FD の露出計を修理した

古いフィルムカメラに興味があって、CONTAX TVS と Konica C35 FD を最近手に入れた。

CONTAX TVS の方は、液晶の液漏れが無い状態の良いものを運良く手に入れることができ、気に入って毎日持ち歩いている。

Konica C35 FD は、ファインダーは綺麗で二重像もクッキリしているのだが、露出計が動いてなかった。電池を入れると光量に関係なく必ずF16になってしまう。Konica C35 FD の光センサーは CdS フォトレジスタで、光が当たらないと抵抗値が大きく、光量が増えるにつれて抵抗値が小さくなる。光量に関係なくF16になってしまうのは、CdSが劣化して常に抵抗値が小さくなってしまっているのだろう。CdS を交換したら使えるかもしれないので、修理することにした。

CDS はここについている。

分解した状態の写真を撮り忘れてしまった。レンズ名が記載されてるプレートを、外すためにこのカニ目レンチを使った。

これは、取り外したCdS

取り付けたCdSはこのタイプのもの。

CdSを取り替えた結果、光の量に応じて露出計の針が動くようになった。明日、明るい時に外で動きを確認してみて、きちんと動いてそうだったらモルトを張り替えてフィルムを入れて使い始めよう。