炭酸水のコスト

炭酸水を好んでよく飲んでいる。家でビールを飲まずに炭酸水を飲めば、痛風も防げるしお金も節約できて嬉しいかもしれない。

と、なんとなく考えているうちに、気づいたら炭酸水を買う場合と自分で作る場合のコストを比較していた。その記録をここに残しておくことにする。

アサヒ ウィルキンソン タンサン を Amazon で買う場合

この商品は、2ケース (48本) セットを Amazon で3,569円で購入できる。1本500mlだから、2ケースで24Lになる。24Lを3,569円で購入することになる。従って 3,569 ÷ 24 = 148.7083円/L となる。

日本炭酸ガス社のステンレスソーダサイフォンを使う場合

専用カートリッジ5箱セットが Amazon で4,900円で売ってる。これは1箱に10個のカートリッジが入っていて、1つのカートリッジで1Lの炭酸水が作れる。従って、1L × 10 × 5 = 50L の炭酸水を4,900円で作れることになる。

水は Amazon で『四季の恵み 自然湧水 岐阜・養老』の2L × 6本 × 2箱セットを買うことにする。すると、1セット24Lで1,029円である。

炭酸水の作成が 4,900 ÷ 50 = 98円/L、水が 1,029 ÷ 24 = 42.875円/L なので、合わせて 140.875円/Lである。

何リットル以上作るとソーダサイフォンの方が安くなるのか?

ソーダサイフォンで炭酸水を作る方が1L当たりのコストが安いことが分かった。しかし、ソーダサイフォンを買うための初期費用が必要なので、途中までは手作りの方が高コストだ。では、何リットル以上作るとソーダサイフォンを使う方が安くなるのだろう?

ソーダサイフォンの値段を \(C\) と置くと、次の1次方程式の解が分岐点となる。

[ \begin{split} \cfrac{3569}{24} x &= \left(\cfrac{4900}{50} + \cfrac{1029}{24}\right) x + C \\ x &= \cfrac{6}{47} C \\ \end{split} ]

よって、ソーダサイフォンが9,400円だったら、1,200L以上の炭酸水を作れば、ソーダサイフォンの方が安上がりだと言える。