Photos taken in Rails Developer Meetup 2019

先日のRails Developer Meetup 2019 で撮影した白黒写真たちです。CC-BY-SA でご自由にお使いください。

photos.app.goo.gl

Rails Developer Meetup 2019にはスピーカーとして参加しました。1日目は15:20から出番だったので、それまでは Speee のコーヒーコーナー付近で発表準備をしていいました。1日目の写真は、その付近の様子を発表準備の合間に撮影したものです。2日目は自分の行動範囲の周辺で適宜撮影しました。

2日間とも白黒写真のみを撮ることに決め、白黒で撮ると良さそうだなと思った絵を残そうと意識しました (DHH 以外)。とても面白い体験だったので来月の RubyKaigi でも同じことをやりたいと思っています・・・・が、RubyKaigi では2日目と3日目に出番があってそれぞれ準備が必要なので写真を撮ってる余裕はないかもしれない。

Fluent Forever Principle 1

外国語を学ぶときに最初に発音をやろうという話について、Fluent Forever という書籍にわかりやすい理由が記載されていたので引用しておく。

  • Your brain is a sophisticated filter, which makes irrelevant information forgettable and meaningful information memorable. Foreign words tend to fall into the "forgettable" category, because they sound odd, they don't seem particularly meaningful, and they don't have any connection to your own life experiences.
  • You can get around this filter and make foreign words memorable by doing three things:
    • Learn the sound system of your language
    • Bind those sounds to images
    • Bind those images to your past experiences

つまり、こういうことだ。

  • 脳にとって外国語は、聞き慣れない奇妙な音で、見慣れない記号列だから、重要じゃないと判断されて捨てられてしまう。
  • だから、最初に発音の練習をすることで音による足切りを逃れられる。
  • 次に音と絵を結びつけたり、個人的な経験と結びつけることで、脳は重要な情報であると判断して長期記憶に刷り込まれやすくなる。

カニズムとしては、ワーキングメモリにおける以下の効果が働いているんだと思う。

  • 発音練習をすることでワーキングメモリの音韻ループが機能するようになる。
  • 音と絵を結びつけることで、音韻ループと視空間スケッチパッドが連動するようになる。
  • 過去の経験と結びつけることで、音韻ループと長期記憶が連動するようになる。

MISTEL BAROCCO MD600 のカスタマイズ

お家で MISTEL BAROCCO MD600 を使い始めて3ヶ月くらい経つ。ずっとデフォルトの状態で使い続けてきた。1点を除いて快適である。その1点とは何かというと、バッククォートとチルダを入力する時に Fn を押さなきゃならないことだ。これだけは我慢できないので、とうとうレイヤー 1 に移行してキー配置を変更した。

キーマップは次のように変更することにした。

  • ESC → バッククォート
  • SHIFT + ESC → チルダ
  • Fn + ESCESC

キーマップを変更するために、レイヤーを 1 に切り替え (Fn + ,) 、その状態で Fn + 右Ctrl を押してプログラムモードに切り替えると、なぜか Esc だけ光らなかった。ファームウェアを更新してから再度プログラムモードに切り替えると Esc も緑に光るようになり、無事にキーマップを上記のように変更できた *1

*1:ファームウェア更新前にキーマップの変更を試さなかったので、もしかしたらできたかもしれない。

ちくま学芸文庫の数学書の Kindle 版がたくさん増えていた

最近、吉田洋一『ルベグ積分入門』を通勤中に読んでいる。この本は今までにチャレンジした測度論・ルベーグ積分論の教科書のどれよりも分かりやすい。第1章を読むだけで「リーマン積分とは何で、ルベーグ積分はリーマン積分と何が違うか」がきちんと分かるように書かれている。第3章で外測度が出てくるまでの流れもとても分かりやすい。読んでいてとても楽しい本だ。

Kindle に慣れてしまうと、通勤中に紙の書籍を開いて読むことが結構苦痛である。この本がとても良いので、もう一冊買って bookscan に送り、PDF を Kindle に入れて持ち歩いた方が便利だろう。そんなことを思いながら、amazon の商品ページを見に行ったら Kindle 版の存在に気がづいた。ちょうど1年前の2017年3月17日に Kindle に対応したようだ。ちくま学芸文庫の数学書はほとんど Kindle 対応していなかった記憶があり、しかもいま持ち歩いてる紙版の書籍は楽天ポイントで買ったため、Kindle 版の存在に気づいていなかった。

ちょっと気になったので、他のちくま学芸文庫Kindle 版がどのくらいあるのか検索して見た。すると、去年1年間でたくさん Kindle 対応したらしく、こんなに多くの書籍が Kindle に対応していた。

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とても良い時代になったなぁ。

Ruby と私の思い出

Ruby が25歳の誕生日を迎えるので、Ruby と私の個人的な思い出話を記録に残しておきます。

Ruby との出会いは19歳になったばかりの夏だったと思います。当時購読してた C MAGAZINE で始まった連載記事でした*1。その前後くらいに Kondara Project に参加するようになり、続いて tDiary、そして Hiki と、Ruby と触れ合う時間がどんどん増えていきました。当時、私に Ruby との出会い、触れ合える材料を提供してくださった方々には本当に感謝しています。

15年以上も読み書きし続けている言語は、日本語、英語、C/C++Ruby くらいです。いまでは日本語よりも自由に使えます。

Ruby との思い出は楽しい思い出ばかりです。Ruby 札幌との出会いは私と Ruby の結びつきを一層強くしました。Ruby 札幌という集まりはとても楽しくて、Ruby にもどんどんのめり込んでいきました。Ruby が楽しくて、Ruby を書きたいがために、研究のために書くプログラムにわざと Ruby を使う部分を作ったりもしました*2。正直、研究をしているよりも Ruby で遊んでいる方が楽しくて、指導教官に叱られたこともありました。指導教官には非常に迷惑をかけてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、あの当時、研究をおろそかにして Ruby で遊んでいたお陰でいまの私があると確信しています。

Ruby は私の人生を大きく変えました。2010年2月、運良く CRuby のコミット権をいただく事ができました。2011年末に私はクックパッド株式会社へ転職し札幌を出て東京へ移るのですが、この転職に成功したのはおそらくコミッターだったからだと思います。そして、クックパッドの一員として東京に出れたお陰で、株式会社 Speee でフルタイム Ruby コミッターとして働いている現在の私があります。上京する時も、その後の転職でも、毎度年収が上がりました。どれもこれも Ruby のお陰ですよ、本当にありがとうございます。

そして現在、私は Ruby を変えようとしています。Ruby は長らくデータサイエンスの分野で使えないプログラミング言語です。その状況は現在もまだ変わっていませんが、Ruby 3 が出るまでに一変させ、Ruby もデータサイエンス分野で気兼ねなく使えるプログラミング言語にしようとしています。そうすれば、将来もっと長い期間、仕事で Ruby を書いていられると思うからです。できれば2030年代は Julia と Ruby で生計を立てたいです。

一つのプログラミング言語がこれだけ人の人生を豊かにできるとは思っていませんでした。きっと、Ruby だけでなく、他のプログラミング言語でもこういう物語はあるのでしょう。でも、私にとっては Ruby でした。

これからもよろしく。

*1:著者は偶然にも通っていた高専の非常勤講師でした。

*2:ネットワーク構造シミュレーションのプログラムなので全て C++ で書く方が効率が良いのです。